SEが転職して平均年収以上に給料を上げるには

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SEの平均年収を知る

「SEは年収がよい」というイメージを持っている人は多いと思います。

年収ラボの過去8年間の調査によると、下記の内容となります。

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平成27年のSE(システムエンジニア)の平均年収は591万円(平均月収は40万円)で、過去数年と比べると平均年収は高い位置にあります。

また、プログラマーに関しては平均年収は408万円(平均月収は30万円)で、過去数年と比べてもあまり変化はなく、平成25年からは減少傾向にあります。

世界的に見た評価としては、日本のSEの年収は高い水準にあります。

アジアでは日本の1/4~1/10の水準です。

企業としては、できるだけ安い賃金で抑えたいのが本当のところのため、アジアの安い賃金で働いてくれるSEは需要が高い状況ににあります。

専門性の高い知識、技術を学んでおり、時には長時間労働にも耐える日本のSEですが、収入面で報われない理由にはこうした背景もあります。

プログラマーに関してはここ数年で下降傾向にあることからも顕著にアジアの低賃金SEの影響が出ています。

システムエンジニアの仕事満足度は低い!

直接仕事を引き受ける大手ITベンダーの中でも、さらにその一部の優良企業では年収1000万円も夢ではありません。

正直なところ、元請けのメーカー系のベンダーや、それ以外の中小規模のSI企業のSEの場合は、年収1000万円以上もらうには現実的にはなかなか難しいです。

DODAが「仕事満足度ランキング2016」というアンケート調査を行っておりますので、そちらで確認してみましょう。

このサイトでは90の職種で満足度がランキング化されています。

IT/通信の業界で絞ると下記の結果となります。
(IT/通信は11の職種で調査しています。)

内容 平均順位 最高順位
総合 49位 16位
仕事内容 59位 10位
給与・待遇 43位 11位
労働時間 35位 5位
職場環境 39位 15位

というかなり厳しい順位が付けられてしまっていますね。

平均で考えると各内容後半の順位付けがされています。

さらにITゼネコンのピラミッド構造が影響しているのか、仕事内容も59位と低いです。
自分が想像している仕事内容に携われていないのが現状のようです。

プログラマーは高度な専門知識を要する職業です。日本では不遇な労働環境。

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プログラミングを主な仕事とするプログラマーに焦点をあてると、プログラマーの仕事は論理的な発想が要求される作業であり、一文字違うだけでバグを生むことがあります。

とっても緻密さと辛抱強さが要求される仕事です。

また、専門性が非常に高く、実際にプログラミングの仕事を行える人は少数となります。

優秀なシステムエンジニアでも意外にプログラミングができないという方も大勢いらっしゃいます。

そんな専門性を持っていながらも日本のプログラマーの評価は他国と比べて高いとは言い難いです。

現に、米国のプログラマーの年収は、日本のプログラマーの約2倍以上と言われています。

実際は、米国の大学教授の収入より高い水準にあると言われています。

また、以前私が勤めていた会社でもそうですが、インドをはじめ海外のプログラマーを採用する企業が増えています。

プログラミング言語は世界共通のため、人件費の安い海外のプログラマーを採用した方が、日本の企業にとってはコスト的にも得なのです。

現在の日本ではプログラマーの労働環境はとても厳しく今後も更に厳しくなると予想されます。

SEが転職して給料を上げる方法

SEが転職して年収アップを実現する方法は4つあります。

  • ITゼネコンの頂点を目指す
  • 業種または業態を変える
  • 成長性の高い会社に転職
  • フリーランスになる

ITゼネコンの頂点を目指す

IT業界に身を置いているかたはご存知の通り、大手のSIerが元請け、その下請けに中小SIer、さらにその下請けいわゆる孫請けなどIT業界はゼネコン構造になっています。

二次受け・三次受けと階層が下になるほど中間マージンを取られます。

例えばあなたが三次受けの会社から元請の大企業に派遣されているSEだとします。

クライアントから人月100万円の単価をもらったとしても、元請け、二次受けそれぞれに20万円の合計40万円が引かれます。

100万円-40万円=60万円があなたの会社の儲けとなります

すなわち、その時点であなたは月60万円以上は稼ぐことができません。

しかしあなたが元請の大手企業に転職すれば、月100万円の単価を稼ぐSEとなり、その分年収が上がる可能性は高くなります。

業種または業態を変える

ITゼネコン構造に入らないような、自社でサービス提供をしている会社も大企業といえども給料はそこまで高くありません。

一時期、初任給でも高額年収を手にすることができるソーシャルゲーム会社が話題になりましたが、今は業績悪化も悪くさほど高くはありません。

給料が高いIT系の業種は、人件費しかコストがかからないようなITコンサルタント会社です。

最近は、AI(人工知能)、銀行系であればフィンテックなどITを使用することが主流になってきているので、そのような技術を利用している企業であれば社内SEもおすすめです。

成長性の高い会社に転職

現在の会社の業績が悪い場合、先行き不透明で将来性が不安な場合は、業績の良い会社に転職することが得策です。

業績が悪い会社はどうしても人件費、経費を抑える必要があります。

ベースアップが望めないどころか、ボーナスカットされてしまうことが中小企業では普通にあります。

現在の年収とスキルが見合っていないと感じる場合は、転職エージェントに一度相談してみることをおすすめします。

フリーランスになる

自分の得意なことや好きなことを仕事にする、という夢を叶えられるのがフリーランスです。

企業に入ると職場の環境や人間関係で思うような仕事ができないこともあります。

フリーランスなら自分の実力で道をどんどん切り開いていけます。

もちろん最大の魅力は時間や仕事場所に拘束されず自由に行動できることですが、自分の努力次第で事業が発展、拡大していくのも大きな励みになります。

現代はクラウドソーシングの普及で、フリーランスでも大手企業と取引できるチャンスが増えてきました。

思い切ってフリーランスを目指してみるというのも、給料を上げる方法です。

まとめ

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IT業界に限らず、どのような業界でも年収1000万円を実現するのは簡単なことではありません。

SEで年収1000万円を目指すためには幅広いプログラミング技術はもちろん最新の技術動向、マーケティングスキル、セールススキル、経営に関する知識、場合によっては営業スキルなど幅広く身に付けることが必要です。

SEが年収1000万円以上を目指すキャリアパスとしては、最終的には「ITコンサルタント」を目指すことが必要になります。

まずは、「ITコンサルタント」になるためのスキルを洗い出し、現在の自分に足りないスキルが何で、足りない場合はどのようにスキルを習得するのか、を考えることが重要になります。

自分自身で棚卸しができない場合は、転職エージェントに相談して客観的な意見を得ることで確実な意見をもらうことができます。

現在働いている会社で収入面で満足できない場合、現在SEの求人は増加傾向にあり冒頭でご紹介したように年収も上昇している傾向にあるため、転職サイトを利用して転職を検討することをおすすめします。

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