【フリーランス】社員の懐に入るのは半分以下?!

飛んでいくお金

顧客からの発注金額はどこへ?

「どういった業界にお勤めですか?」と聞かれ、

「IT業界です」と言うと聞こえはとてもいいものです。

立地条件の良くキレイなオフィスビル、仕事に集中できるようにパーティションに区切られたブースには、1人1台以上のパソコンが用意されています。
差し出す名詞の肩書もなぜか横文字です。

もちろんそうではない会社もたくさんあるのですが、外から見たイメージはそのような幻想とも誤解とも言える部分が多いのも事実です。

実際、IT業界全般に言えることとして、サーバやパソコンなどの機材への投資や、オフィスビルの賃料、設備にかかる諸々の費用は相当な金額が発生しています。

そう言った意味では、実はクライアントからいただいている金額の大半をこれらの運営費用にあてているのが実情です。

また、会社は組織ですから、組織を継続させるために新卒や若手社員といった新しい人材を採用します。
彼らは将来会社を背負って立つ人材になるかもしれませんが、今すぐに稼いではくれません。
そういったスキルの未熟な新卒や若手、中堅でもスキルのないお荷物社員も含めて、彼らの教育費や人件費も当然のように会社の売り上げから補填されているのです。
これは会社という互助の組織では当然のことです。

さらに、会社によって全社員数の一割から二割程度にあたる総務、法務、人事、経理といった間接部門。彼らは会社を円滑に運営する業務に携わっていますが、直接稼いではいません。
そして、営業部門も、案件こそ取りにいきますが、やはり直接稼いでいるわけではありません。

実際に稼ぎを出しているのは現場のITエンジニアなのです。

そう考えると、顧客の発注金額の大半は、オフィスの運営費や若手社員・間接部門の人件費などに消えていくことが容易に理解できるのではないでしょうか?

天引きされる給与、会社だって負担している!

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毎月の給与から天引きされているものとして、所得税や住民税、また厚生年金や社会保険料があります。

税金は国民の義務として自分で負担していますが、厚生年金や社会保険料はあなただけでなく、会社も負担しているのです。
厚生年金は会社と個人が折半していますし、社会保険料はあなたの給料の約15 %相当を会社が負担して納付しています。

会社からすれば、あなた一人に対しては数万円でも、それが全社員規模になると、その負担額も相当なものになります。

そういった意味でも、顧 客からの発注金額は、社員に分配されることはほとんどなく、実際に稼ぎ出したあなたの懐以外のところに消えてしまっているのです。
まず、サラリーマンの場合、自分の懐に 入っているのはその稼ぎの半分以下であると言っても過言ではないでしょう。

しかし、独立して雇われない人生を選んだ瞬間に、そういったものはすべて自分のものになります。
稼いだ額をどう活用しようが、どう使おうが自分の思い通りになるわけです。
この点がサラリーマンITエンジニアと独立したITエンジニアの一番大きな違いです。

もちろん、独立したからといって所得税や住民税といった税金が免除されるわけではありませんし、厚生年金は国民年金に、社会保険は国民健康保険にとって代わるだけで、払うべきものは払う必要がありますが、それを差し引いたとしても、あなたの懐への実入りは今まで以上に多くなっているのではないでしょうか。

あなたが関わったプロジェクトが稼ぎ出した金額、それに対してあなたの給与明細の収入、ぜひ見比べてみてください

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