【フリーランス】フリーランスとは? | インディペンデント・コントラクターという可能性

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ICの定義は「独立契約者」「独立請負業」

本サイトではわかりやすいように「フリー」ITエンジニアと表現していますが、フリーという言葉は、正確にはフリーランス(自由契約)を意味します。
フリーターのフリーではありません。

しかし企業側では、その辺りの認識は曖昧なことが多いのです。
「フリー?フリーターのこと?」
こう言われることもざらです。

企業からすればフリーと名のつく人間を信用して仕事は依頼しにくいものです。

またフリーランスに理解を示している企業でも、社員人件費と比較してフィー(報酬)の計算をし、
「フリーなら、社員よりは少し多めに出してやらなければいけないかな」

程度に考えている場合が非常に多いのです。つまり、フリーというスタンスでいるかぎり、「個人」の延長に見られていることが多いのです。

ところが、自分で事業をしているという個人事業主であれば、企業側は「法人」と契約するという物の見方になります。
個人事業主であっても、法人登記していなければ個人なのですが、不思議なもので屋号を決めて代表として振る舞えば、法人取引の観点からフィーの計算がされるケースも多いのです。

ですから安易に「フリー」という言葉を使わない方がいいのです。

では、「フリー」の代わりになる言葉とは何でしょうか。

アメリカでは「IC(インディペンデント・コントラクター)」という言葉が一般的に使われています。
日本でも5年くらい前から使われ始め、徐々に浸透してきています。

ICとは、プロジェクトごとに契約し、その案件を履行するものを意味しています。
日本語で定義するなら「独立契約者」「独立請負業」となります。

「SOHOとどう違うの?」
という質問もよく耳にします。
日本におけるSOHOは、家にいながら仕事ができる、つまり在宅勤務的なイメージが大きいのですが、ICは在宅勤務が目的の働き方ではないのです。
案件によっては先方の企業に出勤する形で仕事をすることも多々あります。

さらに、最近流行の週末起業家といった、ある意味副業的なものとも違います。

「では事業家なのか?」

と問われれば答えはイエスでもノーでもあります。
規模や夢が大きくなって事業家になる人もたくさんいるからです。
ICは個人事業主でも、一人社長の法人でも、どちらでもよい働き方なのです。

ただ、共通して言えることは、「自分らしい生き方、自分らしい働き方」を追求していったらICにたどり着くということなのです。

アメリカではすでに800万人のICが活躍している

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アメリカは世界有数の転職大国です。
一生を通じて一つの会社を勤め上げる人はたいへんまれと言えます。
アメリカでは、自分のスキルをアップさせるため、またスキルアップした自分を高く買ってもらうため、転職することが当たり前なのです。

かつての日本がその正反対であったことはみなさん周知の通りでしょう。
「日本型雇用」といわれたように、一社を勤め上げることが美徳とされ、個人は会社につくし、会社はそれに応えるというスタイルをとってきました。

ところがそんな雇用神話はバブルとともに崩壊し、長年勤めてきた会社に一方的にリストラされ、裏切られた気分になった人も大勢いることでしょう。

アメリカ型雇用がいいのか日本型雇用がいいのか、それはまた別の話ですが、日本が確実にアメリカ型雇用に近づいているのは事実です。

そしてICという働き方はアメリカ型雇用形態に適しているのです。

アメリカではフリーのITエンジニアを含めて、すでにICとして働いている人が800万人とも言われています。
それは企業の中に入り込んで複数の企業と契約するような純粋なICとして働いている人たちだけの数で、人材派遣やSOHOといった形態は含んでいません。

日本の雇用形態はアメリカに比べ10年遅れていると言われています。
人日比で単純計算しても、10年経てば日本でもICとして活躍する人が400万人くらいになるのではないかと予測されています。
実際、現時点でもすでに多くのICが活躍し始めています。

ITエンジニアに特化しなければ、専門性の高いクリエイティブ分野は言うに及ばず、人事、マーケティング、営業、財務経理、経営企画といった一般的にホワイトカラーに分類される職種でもICが広く活躍しています。

つまり、自分にとって得意なことを活かし自分が好きな仕事をやっていく、組織という枠を越えつつも企業との関係の中で働く、そして自分の力で報酬を得ることで今まで以上に充実した日々を送ることができる、それがICの魅力です。
現在、この魅力ある働き方が、アメリカだけでなく日本でも根付き始めているのです。

「雇われない」「雇わない」生き方のススメ

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ICとは「雇われない」「雇わない」形態でもあります。
基本的には雇用とは無関係なのです。
ただし、事業が成功して、規模も大きくなってくると、一人の手に負えなくなるときがくるかもしれません。
そうなったとき初めて「雇わない」から「雇う」ことを考えるときがきます。
実は今の企業の経営者でICからスタートした人は非常に多いのです。

ITエンジニアなら知っている人も多いかもしれませんが、株式会社アットマーク・アイティーの藤村厚夫代表や、クリエイティブな分野で有名な株式会社クリークーアンド・リバー社の井川幸広社長は、フリーから始まり、途中で事業を興して、現在の形になったのです。

ICとして個人でやっているうちに、事業が大きくなり、夢も広がっていく。
そして社員を雇って、法人化していくという流れもごく自然なことなのです。
「将来事業家になりたい!」「絶対に会社を作って社長になる!」
と意気込んでいる人は、事業家になろうとすると、事業計画書を書く必要があります。

また会社を作るにも登記などいろいろな諸手続きが必要です。
最近では「事業計画書の書き方」や「会社の作り方」といった類の本が山ほどありますから、本を読んで勉強するのも大いに結構です。
しかし、よく考えたいのは「事業家になる」「社長になる」ことが目的かどうか、ということです。
肝心なのは「何をやりたいか」ではないでしょうか?

「あの仕事を好きにやりたい」「この業務を組織に属さず、精一杯してみたい」

それらを実現するために事業家や社長になるのであって、事業家や社長になることそれ自体が目的ではないはずです。
であるなら、手続きだけでイヤになってしまうような計画書はいったん後回しにして、最初にICとして始めるのも一つの選択肢ではないでしょうか。
「急がば回れ」とはよく言ったものです。

とはいえ、安易な気持ちで「フリーになろう」「独立しよう」と考えるとたいてい失敗します。
本サイトではいろいろな成功例や失敗例を紹介していきます。
ICとしての生き方を選択すされるのであれば、せび参考にしてください。

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