【フリーランス】理想の仕事構成を想定する

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さて、自分自身への値付け、料金設定はできたでしょうか。
次に大事なのは、理想の案件構成を想定しておくことです。

フリーのITエンジニアとして働いている最初のうちは、案件を選り好みできないかもしれませんし、案件が取れるのがうれしくて、「来るものは拒まず」の精神で取れるだけ取ろうとするかもしれません。
しかし、なんでもかんでも請けているうちに、
「実はこれ、あまり割に合わないなあ」
という案件に数力月も拘束されてしまうかもしれません。
その間に「おいしい仕事」の話が入ってきても、どうにも請けることができず、泣く泣く断ってしまったという苦い失敗もあるかもしれません。

そこで大事になってくるのは、自分にとって理想の案件構成を想定しておくということです。
それは、稼働日数や拘束期間といった時間的なものなのか、請負やアドバイザリーといった業務内容的なものなのか、ともすれば案件数、顧客数といった数的なものかもしれません。

フリーのITエンジニアと言えども、必ずしもプロジェクトに直接関わっていく請負型の案件だけでなく、アドバイザリー的な案件もたくさんあります。

例えば、あるシステム会社では、システムのトラブルが頻繁に起こり、このトラブルをいかに回避するのか、また実際にトラブルが起きた時に対処するにはどのようなエンジニア教育をすればよいのか、それはマニュアル化すればよいのか、フローはどうすればよいのか、そういったことを外部の視点で分析、解決してほしいという案件もあります。

これは先方に出張って請け負うタイプの仕事ではなく、週に1回のアドバイザリー契約で済む仕事です。
それが理解できていれば、この案件は、請負ではなくアドバイザリーとして先方と契約を進めることができます。
であれば、もう一社は請負でプロジェクトを進めつつ、週に1回はアドバイザリーとしてこちらに顔を出すという掛け持ちもできます。

こういう器用なことが苫手なエンジニアの人も意外と多いかもしれませんが、自分はどんな案件厚生が理想なのかを理解しておくだけでも違います。
請負だけしていくのがいいのか、アドバイザリーもいくつかやる方がいいのか、請負の頻度もどれくらいの割合にするのか、シミュレーションすることは大事です。

当然、朝から晩まで一社でやっていくと時間がにも体力的にも予算的にも大変です。
一社だけべったりの請負ではいろいろとリスクもありますから、それらを考慮する必要もあります。
であれば、リスクを回避するには何社ぐらいと契約しておくのがよいのか。
それはその業務内容ではらして可能なのか、もし不可能であれば、その一社に対して自分は安く働きすぎていないか、案件厚生から自分の価格設定をすることも大事です。

先方からすれば、他社と二足のわらじで働いていることに、あまりいい顔をしないかもしれませんが、であれば「案件終了までは掛け持ちをしない。その代わりに報酬は割増になる」
といった契約をすることもリスクヘッジの一つと言えます。

一方で、一社しか請け負っていないと、スキルや知識が足りないからでは?と危惧するクライアントもいます。

自分にとってどのような案件構成が、時間的にも予算的にも理想的なのかを想定しておけば、やみくもに案件を請けてひた走るだけの自転車操業から脱するきっかけになります。

理想の案件構成を想定することは、体力的にも精神的にも安定します。
ぜひ営業の一つのスタンスとして心得ておいてください。

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